災害用の非常食といえば、下記のような乾パンを想像する人が多く
賞味期限5年あるしとりあえず、段ボール箱24個1ケース買い置いておけばいいか
スーパーで買いだめやAmazonや楽天でポチっと押して注文して段ボール箱ごと押し入れの隅にずっと置いたままで忘れてしまい気がつけば、賞味期限切れということを経験はありませんか?
※アイキャッチ画像 引用先 ACイラスト ID: 1941596 作者: 玉茶さん
乾パンは非常食としてはとても優秀で、役場や消防署や学校の倉庫などに災害時に備蓄ストック用として、賞味期限1年以内と期限が迫ってきたものは防災訓練後に一般市民に配られ、新しいものを定期的に購入する分にはいいですが
ただ、地震や台風や大雪や軍事侵攻などの有事下で物流が止まりスーパーの棚に7日以上ものがないという状況になれば、24缶置いていたとしても足りないし、食べた時に水分を多くとられてしまい、飲み込みにくくなった高齢者や幼児などは毎日となると苦痛を感じてしまう人が多いでしょう
食料備蓄する前に、美味しくて楽しい食卓を想像しよう
あなたが食料備蓄やローリングストックしなくちゃと考えたきっかけは
阪神淡路大震災や東日本大震災などの地震
台風による水害や大雪のニュース
戦争による空爆で、地下の防空壕で不安に怯えながら子どもが涙を流しながら暮らす姿
台湾への軍事侵攻があれば、台湾海峡が封鎖されて日本に輸入品が届かなくなるため、食料品やトイレットペーパーや生活用品の物資が届かなくなる恐れある
世界的な食料危機に備えて、食料備蓄しなちゃ
などなど、背筋が凍るような怖い話しを聞いたり、
トイレットペーパーがスーパーの棚からなくなるという経験があり、
また起きるかもしれない恐怖から
とりあえず、買いにいかなくちゃと
買いだめするから失敗します
人は恐怖で頭の中が支配されると正常な判断ができなくなり、
マス層全体の約80%の人は、なんとかなるさと、防災備蓄するのを後回しにして何もしない
不安だからとりあえず買おうと、買い物かごに缶詰やレトルト食品など次々と入れていき必要以上に買いすぎたりして、収納スペースがなくものが溢れて生活スペースがなくなります
まずは、心穏やかに地震や戦争のない平和な時にこそ、美味しくて楽しい食卓ってどんな感じ?
と想像してみてください
私はおにぎりとみそ汁が大好きなので、
米・海苔・梅干し・鮭フレーク・鰹節・イワシ節・みそ・わかめ・しょうゆ・砂糖
常にストックを切らさないように、そして電気やガスなどのライフラインが寸断された時用にレトルトごはん3食×7日分=21パック
インスタントみそ汁は、しじみ・あさり・あおさ・わかめのみそ汁
もずくスープやはるさめスープやちょっと高級なフリーズドライのたまごスープ
自分の好きな食べ物を想像するとスーパーで買い物しても楽しくなるし
Amazonや楽天で、フリーズドライのスープこんな美味しそうなものがあるんだ
ふるさと納税で、フリーズドライスープパック詰め合わせあるから注文しておこう
ローリングストックで挫折する1つの要因が、買い足すのがめんどくさい
自分の好きなものを普段の買い物に少し足して買うというだけになるので
食料備蓄初心者は特におすすめします
長期保存が可能なものでも、嫌いなものは備蓄しない
私の夫は独身で一人暮らしの時に、ごはんを炊飯器で炊いて自炊していため、カップ麵を一度も食べたことがないほど、
カップ麺は食べられるけど、定期的に食べたくなるほど好きではない人でした
カップ麵が好きではない人は、食料備蓄リストからカップ麵をなくしていいでしょう
また、一人暮らしの高齢者の食料備蓄は、乾パン・レトルトごはん・レトルトカレー・カップ麺などの防災食をたくさん買いだめしてしまい
賞味期限が迫ったもの、気が付けば余りもの食べることになり
体重増加やビタミンやカルシウム不足ということになれば、体調不良になることもあります
どうしても食料備蓄をしていないと不安な人は、自分で食べるのではなく、防災食は毎年子どもたちが夏休みに入り給食なくなる時期に、貧困世帯は食費にお金を使えず3食満足な食事ができない子どもたちを救うために
7月11日に全部寄付するという在庫管理方法が一番簡単でいいでしょう寄付する先については後で詳しく解説します
例え健康に悪い食品でも、やめられないものは禁止しない
災害時には、電気が止まり冷蔵庫が使えないため、常温で長期保存できて栄養価が高く糖分や塩分の多いものを食べるようにしないといけないため
防災食は、缶詰には添加物
カップ麺や袋めんは塩分を取り過ぎる
お菓子は糖分を取り過ぎて糖尿病のリスクが高まる
毎日食べ過ぎると糖尿病・肥満・高血圧などの生活習慣病のリスク高まる健康に悪い食品が大半です
防災食を普段は見えない場所に置いておき、1年に1回全部寄付するというのが一番健康にはいいですが
全部寄付するほどの金銭的な余裕はないし
カップ麺・レトルトカレー・お菓子美味しいから食べたいやん
私も、父が今日はママがいないから
袋めんでラーメンを作ってくれたり
レトルトカレーとサラダを食べた思い出の味なため
なんか無性に食べたくなるため、ダイエットするためや健康のために一切食べないと決めずに月1回など定期的に食べています
人は自分が大好きな食べ物を禁止されると余計に欲しくなり、
我慢するのを辞めてドカ食いしたくなる心理があるため
5年保存できるお菓子の缶詰などは、普段見えない場所に置いておく
袋めんやカップ麺は半年ぐらいが賞味期限なため
1日1食×3日×家族の人数4人=12個
と数を決めて備蓄しすぎないようにしましょう
賞味期限が迫った食料品の寄贈先に市町村役場がある
SDGsの課題の2番目に「飢餓を0に」という目標を達成するため
国は食品ロス削減の取り組みの1つとして、市民に呼びかけ賞味期限が迫った食料品を地方自治体の役場で回収して、子ども食堂や貧困世帯などに配るなどしてフードロス0を達成する1つの手段として取り組まれているとこが増えています
あなたが住む市町村役場で、食品ロス削減の取り組みをしているのかホームページなどで確認または、代表番号にお電話していただければ、あなたが住んでいる町はやっていなくても隣の町であればやっているなど案内してくれますのでぜひ聞いてください
※賞味期限が何年以内ものであれば寄贈可能かどうかは、また大量に食品を寄贈する予定がある場合は事前に各地方自治体にご確認ください
食料品の寄贈先、フードドライブを活用しよう
おおさかパルコープに賞味期限迫った食品寄贈しよう
「フードドライブ」とは、食品を寄付するために行われるチャリティー活動の一つです。子ども食堂へ寄贈や貧困世帯への食料配布の支援を目的としています。
大阪でよく知られているフードドライブは、おおさかパルコープです
パルコープの場合、ご家庭で余っている食品を持ち寄り、パルコープ子ども食堂フードバンク、またはフードバンク関西を通じて、それを必要としている地域の子ども食堂や福祉団体、施設に寄付します。
詳しくは、HPをご覧ください
フードドライブ|子ども食堂|生活協同組合おおさかパルコープ (palcoop.or.jp)
ファミマフードドライブに賞味期限が迫った食品寄贈しよう
すべてのファミリーマートの店舗で、フードドライブを実施している訳ではないためお近くの店舗で食品寄贈ができるのかまた、賞味期限がいつまでのものを受け取ってくれるのか
ご確認の上で寄贈してください
詳しくは、ファミリーマート公式HPをご確認ください
ファミマフードドライブ 2000店舗突破!|フードドライブ|サステナビリティ|ファミリーマート (family.co.jp)
賞味期限が迫った食品は宅急便で送って寄贈しよう
特定非営利活動(NPO)法人日本のもったいないセンターという
食品ロス削減ショップecoeat(エコイート)
廃棄予定の飲料や食品を買取または無償で引き取り、その中から賞味期限残にかかわらず安全かつ美味しく食べていただける食品のみを陳列してるお店があります。
店舗に行き寄贈や遠方の場合は宅急便などで送ることもできます
あなたが住んでいる街で、食品ロス削減の取り組みをしている所が見つからない場合は、宅急便などで食料を受け取ってくれるとこは日本もったいないセンター以外にも「フードドライブ」「食品ロス削減」「食品寄贈」検索すれば出てきます
自分で調べて、ここの考え方に共感するなというNPO法人に寄贈することをおすすめします
通貨危機や災害時停電で電子決済ができない場合は缶詰が通貨になる
停電による電子決済ができない場合は、現金で買えばいいじゃないかと思われるかもしれませんが
地震や戦争などで、高速道路や橋が寸断されと物流が止まるため
食料不足や日用品不足になります
ただの紙切れであるお金で食料や日用品を買うとなると通常よりも高い値段で買うことになります
また、国家破綻やハイパーインフレなどの通貨危機などが起きれば
例えば、今まで卵10個入り1パック100円買えてたのが1パック100万円になればお金で買うよりも
缶詰1缶と卵1パックと交換ということ方が便利だと気づいて
缶詰が通貨としての役割を果たします
物々交換する上で大切なことは、災害や国家破綻が起きた時に必ず治安が悪くなるため少ない食料を奪い合うなどということが起きます
缶詰を大量に個人で持っていることを、何の面識もなく信頼できない人間に知られないように気をつけながら
平和な世の中である時から、家族、親族、信頼できるご近所さん、農家さん、友人と信頼関係を築いておくことがいざという時に、誰と物々交換すれば良いのかという判断になり、騙されたり強盗などで食料を奪われることを防ぎます
国家破綻やハイパーインフレにならず平和な世の中であれば、缶詰は自分で食べることや子ども食堂や貧困世帯への寄付すれば社会貢献に繋がります
地方の広い家や蔵などの倉庫があり、金融資産3000万円以上保有するアッパーマス層以上の富裕層は
1000缶ぐらい備蓄しておき、賞味期限が1年以内のものは寄付するなどしましょう
私の知り合いの経営者は、職場に防災食料備蓄をして防災担当という役職の仕事を従業員に与えて、賞味期限が1年以内になる缶詰などを定期的に従業員や親族やお客さんに配ることをされている人もいます
防災のための食料備蓄にかかるお金は会社の経費として計上できる可能性がありますので、税理士さんと検討して導入してみるとよいでしょう
以上、今回はローリングストックしたことがないまたはやっているけど賞味期限が気がつけばきれていてもったいないことをした経験がある人に
ローリングストックを始める前の心構えや考え方について述べされていただきました
1人暮らしの独居老人で1Kの狭い団地に住んでる人はこれぐらい
子ども2人いる夫婦世帯であれば、缶詰以外にもどんなものを用意しておけばよいのか
それぞれに住居や世帯構成に合わせた食料備蓄量については、機会があればご紹介させていただきます