小型原子炉発電をわかりやすく解説

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14歳で核融合の実験に成功させた少年

テイラー・ウィルソンが、自宅ガレージで核融合炉を作ったのは14歳のとき。19歳となった今、彼は再びTEDのステージに立ち、既存技術である「核分裂」の新たな活用法を提示します。ウィルソンは、支援を取り付けて起業し、彼のビジョン実現に向けて動いています。なぜ 小型のモジュール式核分裂炉を製作する革新的な計画に燃えているのか―そして、なぜ それが 世界のエネルギー危機を救う大きな一歩となりうるのか、語ります。

テイラー・ウィルソン: 「僕のラジカルな計画―小型核分裂炉で世界を変える」

あなたは、このニュースを知っていましたか?

オバマ政権時代のアメリカでは、テイラー・ウィルソンという天才少年がいることがニュースで話題になりました。

しかし、日本は

2011年3月11日に東日本大震災発生、巨大地震が起こした想定外の大津波が、福島第一原子力発電所(イチエフ)を襲う。

福島第一原発が爆発した瞬間をTVのニュースで見てもう東日本は終わりだ。

と絶望した。あの日から、原子力発電は危険なものだ脱原発運動が盛んになり、新しい原発施設を建てるという計画があることさえタブー視されてきました。

なので、地上波のテレビでこういう話題を取りあげると、新しい技術の原発なんていらない原子力発電こそ諸悪の根源であるというような、脱原発派がテレビ局にクレームの電話をかけたり、ブログに書くと否定するようなコメントが来るなどしていたので、あなたの目に触れることなく私の記事を読んで初めて知った方も多いと思います。

私自身も、現在運用されている原発は地震や津波や火山の噴火などの災害はもちろん、テロや戦争の時にミサイルで攻撃されるリスクなど安全面や核のゴミという原子力発電所で使い終わった核燃料から出る高レベル放射性廃棄物をどうするのかという課題があるため廃炉していく方向性でいくということには賛成です。

しかし、世界は気候変動対策のとして脱炭素、太陽光発電、地熱、風力発電、水力発電とクリーンエネルギー普及はしていくでしょうが、石油や石炭を燃す火力発電のように安定的に電気を供給できる発電法は発明されていません。

しかし、国際連合人口基金(UNFPA)が2021年4月14日に発表した「世界人口白書2021(The State of World Population 2021)」によると、2021年の世界人口は78億7500万人で、昨年に比べ8000万人増加したと報告しています。

また、ドローンや電気自動車やデジタル化などの普及により電気の需要は増える一方です。

そこで、世界は原子力発電の新しい技術「小型核分裂炉」というものが、日本でも新しく建設される日は来ると思います。

テイラー・ウィルソン: 「僕のラジカルな計画―小型核分裂炉で世界を変える」の動画の日本語訳書き起こし

こちらのリンクにクリックして日本語訳を読んでみたり動画の字幕を見ながら聞いてみていかがでしたか?

ちょっと専門用語が多すぎてようわからん人にわかりやすく説明させていただきますと

福島第一原発などは原子炉から出る熱を利用して、水を沸騰させてタービンを回して発電する技術です。

わかりやすく説明すると

原子力発電は大きな茶沸かしのやかんです。

石油や石炭を燃やした熱で水と沸騰させてタービンを回して発電する火力発電も同じで、人類は発電100年間茶沸かしのやかんで電気は作られていたんです。

コイルが巻いてあるタービンを蒸気でグルグル回せば電気を発電できましたと学校の理科の実験でも説明できるような簡単な仕組みのために

原子力という暴走すれば巨大な熱と人体に有害な放射性物質を放出するようなものを使う必要はないと読者のみなさまも理解できると思います。

そして、この小型原子炉は従来の福島第一原発と同じ仕組みの茶沸かしのやかんみたいなものとは違う技術で作られています。

  • トラックでどこでも持ち運べるぐらいの小さい原子炉
  • 津波やテロ対策のために地下に埋もれた形で発電するため安全
  • 燃料は核兵器で使えなくなった濃縮ウランとプルトニウムを利用することでリサイクルや古いタイプの核兵器を減らすことにもつながる
  • 宇宙を飛ぶロケットは現在太陽光発電と燃料電池に頼るがこれでは火星にたどり着くためには少ない燃料ですが、原子力だとロケットの燃料として火星まで行けるロケットのデザインを簡単に開発できる夢のような技術だ

このお話しを聞いて、そんな上手い話しあるかいなと思いつつも

もしも、小型原子炉が本当に安全なものであれば古いタイプの原発は廃炉にして、日本に普及していくことは素晴らしいことだと興奮してしましました。

また、2021年9月の自民党の総裁選の立候補者、消防庁の元ボス高市早苗元総務省大臣立候補表明の記者会見の動画でも小型原子炉発電を国策として取り組んでいくと宣言しました。

長期保有の株の銘柄として、これからは原発関連銘柄が注目されると思いますので、自民党総裁選立候補者で○○が勝てば、この株は注目を集めるかも

株価が上がるか下がるか、投資は自己責任でお願いしますが、勉強銘柄として紹介させていただきますので次回お楽しみ~☆

TAYLOR WILSON meets JAPAN

追伸

原子力発電の専門家ではないので、あくまでもネットで調べた情報を元にわかりやすくという観点で説明させていただきました。

小型原子炉について、こんなデメリットもあるんだからそういうこともちゃんと伝えてよというコメントとわかりやすく解説している記事がありましたらぜひ、コメント欄にURLを貼り付けていただき、お手数ですがご説明いただければ幸いです。

■テイラー・ウィルソン書籍情報

太陽を創った少年:僕はガレージの物理学者 単行本(ソフトカバー) – 2018/5/18

書籍名:太陽を創った少年 僕はガレージの物理学者

著者 :トム・クラインズ(Tom Clynes)
《ナショナル・ジオグラフィック》をはじめ、《ガーディアン》《ネイチャー》《ニューヨーク・タイムズ》《ワシントン・ポスト》等に寄稿し、《ポピュラー・サイエンス》の寄稿編集者をつとめるライター/ジャーナリスト。

訳者 :熊谷 玲美(くまがい れみ)
翻訳家。1975年生。東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻修士課程修了。訳書にコトラー『超人の秘密』、ディアマンディス&コトラー『楽観主義者の未来予測』、ストーン&カズニック『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史2』(共訳、以上早川書房刊)、スペクター『ダイエットの科学』、フィンレー&アリエッタ『「きたない子育て」はいいことだらけ!』、マーレー『世界一うつくしい昆虫図鑑』ほか多数。

※本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです。

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